モノクロ (ポエム)

ただ一人通の真ん中を歩く
車が僕のすぐ傍をすごいスピードで駆け抜けた
しばらく何も考えず歩いた先で
通り過ぎていった車が燃えていた

いつもなら赤く見えるはずの炎も
今日は色が無いように見えた
現実世界の狭間で
泣きすぎたから?

白黒世界の真ん中で
ペンキを持って仁王立ち
「こんな世界嫌いだ」と
僕は色を付けた


I don`t know
こんな世界の
隠し事なんて
知りたくもないよ

だから僕は
道に寝転んだ